新型コロナウイルス感染症対策に対する各私立学校の対応について

 平素より私学の振興と発展に常日頃からご協力をいただき、感謝申し上げます。
 
 さて、新型コロナウィルス感染症に関し、授業や部活動のあり方について、保護者・地域の皆様からご心配を
いただいているところですが、私立学校に対しても、県(総務部私学・法人課)を通して厚生労働省や文部科学省からの様々な通知等が送付されており、その中で、臨時休校措置を取る場合の基準、生徒が発熱した場合や生徒に感染が発生した場合の対応、生徒が濃厚接触者となった場合の対応、時差通学や授業時間の短縮、授業や部活動のあり方等様々な項目について、その対処方法が提示されております。
 
 県内の私立小・中・高校においては、基本的に、国から示された基準や対応方法等に基づいた上で、各地域の感染状況や県立学校の取組等を考慮し、対応に当たっているところであります。
 
 したがいまして、私立学校としても、児童生徒の安全を前提に授業や部活動に取り組んでおります。
 また、県立高校が休校措置を取らない中で、福島市内の複数の私立小・中学校及び高校においては、福島市内の公立の小・中学校が2週間の休校となったことを踏まえ、学校の判断として一定期間の休校措置を取ったところもございます。
 ただ、私立学校の場合、国等から示された方針や指針等を基本としながらも、地域における感染状況や県立学校の取組等を考慮しながら、学校設置者(学校法人理事長)等の総合的な判断に基づき、授業や部活動等の学校教育について、対応を決定しているところであります。
 
 新型コロナウィルス感染症については、不明な部分も多く、われわれ私立学校としても対応に苦慮しているところではありますが、県内私立学校及び当協会としましても、県や関係機関と連携し、様々な情報を共有しながら、対策に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
 なお、感染リスクの観点から、私立学校の対応に疑問等がございましたら、遠慮なく私立学校の方へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
 以上、新型コロナウイルス感染症対策に関する現在の取り組み等をお知らせいたします。

 なお、緊急非常事態宣言を受けての対応、また、5月6日以降の取り組み等に関しましても、状況を把握し、
発信してまいりますので、当協会ホームページや、各私立学校のホームページでご確認くださいますようお願い申し上げます。